本日、6月22日は2015年中一番の日の長い日、
二十四節期でいう『夏至』の日です。
太陽の恩恵を多く受け取れる日、といえます。
特に北欧など、一年を通して日の当たる時間の短いエリアでは
お祭りが多く行われています。
イギリスのストーンヘイジなんて有名ですね。
紀元前2500年に作成されたと言われるストーンヘイジは世界遺産の一つ。
巨大な石が円環状に並べられている謎めいたものですが
夏至と冬至を知るためのものであることには間違いないようです。
夏至の日は世界中から毎年2万人もの人が集まり
その神秘的な時間を共有します。
ヒールストーンから昇った太陽が、
真っ直ぐにストーンサークルの中心にある祭壇石に最初のヒカリを当てます。
これはただの偶然ではなく、
当時の崇高な天文学から作成されたことを体感できるわけです。
ヒカリに感謝!
(最近のぱーてぃーぴーぽーはゴミもたくさん残すみたいw、気を付けたい)
日本では、二見興玉神社の『夏至祭』が有名ですね。
海に浮かぶ夫婦岩の夏至前後だけ
岩と岩の間から朝日が昇ります。
『夏至祭』では、最も太陽のエネルギーが強いとされる夏至の日に
海に入って夫婦岩から漏れる神聖な日の出のヒカリを浴び
『禊(ミソギ)』を行います。
古の時代から、伊勢神宮参拝の前には
夫婦岩のある二見浦の海で禊を行い体を清めました。
太陽神 = 天照大御神
夏至の日は二見浦の朝の禊によって
天照様のヒカリのエネルギーを
十分にいただけるのではないかと思います。
今日はそんなイメージもしてお過ごしいただき
すこし日傘も閉じて、
太陽光に手を合わせて感謝する時間があってもよさそうです。