2017年のハイライトとなる宇宙（ソラ）模様。
熱い熱い夏です。
火のエレメントである獅子座に
火星と、獅子座の支配星である太陽が入り
20日から月も加わりました。
7月につづき2度目の獅子座の新月がやってきます。
ドラゴンヘッドも重なり、皆既日食となる月は
99年ぶりにアメリカ大陸を横断します。
逆行中の土星と天王星が見守っています。
獅子座は個人天体で自己表現や創造性のサイン。
火星と太陽という大きな「火」のエネルギーが注がれています。
そこに皆既日食な新月です。
ドラゴンヘッドは今生の課題やテーマ、使命、
また大切な出会い（縁）を意味する感受点。
ドラゴンヘッド（現生）とドラゴンテイル（過去生）を結んだノードに
月（ココロ）が重なると、
太陽を覆い隠す皆既日食となります。
皆既日食は「刷新」。
大陸を横断する場合、とくにその場所に大きな影響を与えるといいます。
偶然の一致か、かつて日本にもあったようです。
一連の宇宙（ソラ）の動きは
私たちの「火」の扱い方を、改めて見直しを図らされているようです。
「火」＝「熱（情熱、意思）」
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むかしむかし
「火」は、神のみが扱うことを許された特別なものでした。
ゼウスの盾やポセイドンのトリアイナなどの神器を作る天界の火は
天地創造の力をも持つ「神の焔」でした。
未熟な人間に「火」を与えることは神々の間で禁忌でしたが
人間に同情したティタン神族の一神、プロメテウスは
暖を取り調理も可能となる「火」を盗み、人間に与えてしまいました。
この時のプロメテウスのココロには
人間を助けたいという「愛」と、
ゼウスの座を狙う「エゴ」が共存していました。
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西洋のおとぎ話、ギリシャ神話からの引用です。
春から続いている土星と冥王星の逆行時期におこるカルマの浮上と浄化
続いて、この夏に多くの星が獅子座に集まり
もともと一つだったところからバラバラになって今ココにいて
それぞれの自由意志のもと、
主役となるステージ（熱をこめる場所）を模索するよう促しました。
創造することや他者へと惜しみなく与えていくことを通して
魂がもつ本来の性質を表現して光り輝くことを応援してくれています。
（使命）
魂がもつ本来の性質を輝かせようと
ますます自分と正直に向き合う中で
人間関係にも変化が訪れている方も多くいらっしゃると思います。
自分軸を中心に、
「なるべく正直にココロが楽しむことに熱を込めながら生きていきたい」
という内側の思いと
世界や他者との関係性、
外側との折り合いをつけようとする過程でおこる
一つのデトックスなのかもしれません。
去年の秋から天秤座に木星が入っていることも重なり
人間関係に真の調和をもたらそうと働きかけてくれているようです。
8月13日から9月5日までつづく水星の逆行も
良いスパイスとなってくれていると思います。
個々の魂を輝かせる何か、「熱を込める場所」を探し
自分が何者であるかを他者に明確にしていきます。
情熱の先、自己を完成させながら
外側の大きな世界とも繋がります。
セルフイメージを追及するとき、
外側の世界も同時にイメージしていると思う。
これが「集合意識」だと思います。
なので、ニュースから流れてくる情報も、
個々の熱のありかを真摯に探求することで変えられると思っています。
人間が神のように「火」を扱うことはできませんが
神が人間を思いやってくれるように
「火」を扱うことはできます。
そこには「ただ感謝する」という信仰心みたいなものが必要で
それを問われている今なんだなぁ、と感じます。
新月になって早速、ボイドタイムがあります。
3時31分～5時26分
その後すぐに、月はおとめ座に移動します。
今夜は早めに就寝して、穏やかな朝を迎えたいなと思います。
