2015年 2月4日 立春のこの日、
満月との重なりで気学の一年がスタートです。
乙未三碧木星中宮の年です。
ココロの中で満ちてきたいろんなことを
ここから放っていく。
変わりたい!っていう自分をちゃんと認めること、
変わるためのアクション、
やるやるっていってやらなかったことをやっとスタートするとか
今までがんばってきたことをいよいよお披露目するなど
これまでの自分をポーンと突き放して
客観的な視点でプロデュースする、
そんな時間を育んでいただきたい雰囲気です。
「愛」と「調和」を意識して、です。
昨日は節分でした。
恵方巻きを食べられた方も多いと思いますが
そもそも恵方巻きの発端は
恵方詣りからきているとされています。
恵方参り、とも書きますが
初詣よりもその歴史は古く、旧正月である立春前後、
その年の恵方方角の神社へ参拝する慣習がありました。
そのうち、方位に関係なく自宅近くの神社参拝の初詣に変わってきたようです。
恵方については、昨日のブログで記載した通りです。
恵方詣りは、とくに本命と重なると大吉とされています。
今年の恵方は西南西ですので、大きく見て西と考えると
年を通して五黄の方は特によいですね。
立春の恵方詣りは、月盤で七が回座しますので
七赤金星を本命に持つ方もとても良いです。
初詣と大きく異なる点は
初詣が神頼み的な参拝に対して
恵方詣りは、自分自身にチャンスを見抜く目と智慧、
そのチャンスにのる勇気を与えてもらいにいく、というところです。
その年の福徳をつかさどる歳徳神様がいらっしゃる方位へ出向きご挨拶をし
神聖な場所をお借りして、天と地と自分のエネルギーを繋げることが目的です。
お釈迦様が生まれて七歩歩き、
右手を上に左手を下に指したことが起源になってます。
恵方詣りには作法があります。
◯恵方詣りの日は、立春の日以外にもたくさんあります。
・ 立春前後(2月4日前後一週間)
・ 春分の日
・ 夏至
・ 秋分の日
・ 冬至
・ 年2回の日盤切替え両日
・ 毎月の節替り
◯その年の歳徳の方位(恵方)へ
ご自宅より750m以上離れた神社仏閣、教会など
天と地をつなぐ神聖な場所へお参りします。
※御稲荷さんや御墓はNGです。
◯お参りの仕方ですが
右手人差し指で天を指し、左手人差し指で地を指します(天地人)。
御釈迦様のポーズです。
胸の前で小さくやるだけでも大丈夫です。
(今、わたしが恵方である)、という気持ちが大切です。
そして、以下のように唱えます。
「 私にチャンスを下さい
私にチャンスを見抜く智慧を下さい
私にチャンスに乗る勇気を下さい 」
宇宙の真理にしたがった人生を歩めるように、
「愛」と「勇気」と「智慧」を受取りましょう。
奇跡に溢れた日常に感謝して
その中でも、ご自身に向けられたチャンスを確実に見抜き、掴んで
勇気を出して創造していきましょう。
今年も皆さまにとって、素晴らしい一年になりますように!