ヒ カ リ ノ 雫

わたしたちはこの世界に生をうけた一滴のヒカリ。世界はヒカリの波紋。愛のヒカリで溢れますように。sachi ブログです。

節分と鬼と豆まきと歳徳神様

 


2月3日は季節の分かれ目で「節分」、

大寒の最後の日で、明日は立春で気学のお正月です。
もう一つの大晦日です。

 

今朝から不思議な感覚、メッセージのようなイメージ、
ふわっふわっ、ときます。

当たり前のように。








素晴らしい一年を迎えるためにも
節分の日に「穀物の精霊が宿る」とされる福豆に
邪気を払ってもらいましょう。


 

四天王の一尊である毘沙門天様のお告げにより
魔を滅するという『魔滅(まめ)』をまいて鬼を追い払い(魔を滅し)ます。



ついでにお話しすると、

魔は物に憑いてることが多いです。
洋服とかお人形とか色々。
なので、度々お家の中のものを見直して
断舎利をすることは「魔を祓う」事につながったりします。



「鬼は外、福は内」と福豆をまいたら
年齢より一つ多く福豆を食べます。
1つ多く食べた分は、「新年の厄払い」になります。



豆まきを済ませて、魔を祓ったら
恵方巻きといきますか。

最近はすっかり全国的に定着した恵方巻きですが
わたしは関西人ですので子供のころからの行事ごとでした。


恵方とは、その年に歳徳神様がいらっしゃる方位を指します。
歳徳神様はその年の福徳をつかさどる美しい女性の神様です。

去年、歳徳神様に呼ばれて蔵王のお釜へお参りに行きました。
うちからみて去年の恵方とは違う方位でしたが
結果的に、微力ながらお手伝いをさせていただくこととなりました。

有難いことです。

歳徳神様の真剣な表情が、今でも忘れられません。



  呼ばれていく旅、宮城蔵王 (1)

  呼ばれていく旅、宮城蔵王 (2)




脱線しましたがw




恵方は、4種類の方位を
十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)から割り出します。


西暦の末尾の数字でその年の十干を割り出し、恵方の方位が決まります。

十干で割り出すその年の恵方は以下の通りです。
十干の隣の数字が西暦の末尾の数位です。
2015年は末尾が「5」なので、乙の年となります。
今年の恵方は西南西です。


    甲(4)、己(9)    : 東北東
    乙(5)、庚(0)    : 西南西
    丙(6)、辛(1)    : 南南東
    戊(8)、癸(3)    : 南南東
    丁(7)、壬(2)    : 北北西


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恵方巻きの所作については、

「切らずに、恵方を向いて、黙々と、お願い事をしながら食べる」

ですね。




恵方巻きも良いですが
恵方参りもお勧めいたします。

明日は恵方参りについてふれます。