お白湯を飲んでます。
朝こさえて、水筒にいれて持ち歩いています。
ただ温めたお白湯ではなくて、
アーユルヴェーダなお白湯です。
アーユルヴェーダでは、人、物、時間、季節、ココロなど
森羅万象の全ては、それぞれヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)の
3つの要素(ドーシャ)からなる、と言われています。
体質だったり、ココロだったり、あらゆる現象の基礎にはドーシャの働きがあり
ドーシャのバランスがとれていることが、「良い状態」の基本となります。
体質の場合、睡眠や余暇の過ごし方、食べ物によって
ドーシャのバランスがとれるように働きかけます。
お白湯は、水を火にかけて沸騰させ、気泡が出ている状態をしばらく保って作ります。
ドーシャのバランスが完ぺきにとれた飲み物となります。
正しくお白湯をつくって、持ち歩いてください。
◎アーユルヴェーダ式 お白湯の作り方
① お水とやかん、または手鍋などを用意します。
② やかん(手鍋)に水を入れ、強火にかけます。
③ 沸騰したらふたをとり、湯気が外に出るようにします。
大きな泡がブクブクたつくらいの火加減に調整します。
④ そのまま10~15分間、沸かし続けます。
この時、ヴァータ(風)の性質を入れるために必ず換気扇を回します。
お白湯を飲むのに最適な時間は朝と言われています。
排泄をして、舌ゴケをとり、朝の浄化をしてから
起きて一番に口にするものがお白湯がベストです。
コップ一杯のお白湯(約150cc)を、ゆっくりとすするように飲みます。
※舌ゴケとるのはこちらの記事を参考にしてください。
残りは水筒にいれて持ち歩きます。
一日だいたい700mlくらいを目安にゆっくりと食事中に飲みます。
身体が重く感じられる人は、食間にもすすります。
お湯で手や体を洗うと汚れが落ちやすいのと同じように
ドーシャのバランスのとれた温かいお白湯を飲むことで、
食道から胃腸、小腸や十二指腸といった内蔵の汚れが落ちやすくなり、
きれいに洗い流してくれます。
消化力もあがり、代謝が上がり、老廃物が押し流されて排泄を促し
腸がきれいになります。
飲み初めのころは、胃がいたくなるような感覚がある場合があります。
私もそうでした。
次第に慣れてきて、とても美味しく、そしてなぜか愛おしく感じるようになります。
不思議なことに、間食が少なくなります。
これは、胃腸の消化力が上がった結果だと感じています。
消化力は、単に食べた物を消化する力だけでなく
不安や嫉妬といったココロに貯まったアーマ(毒)まで消化します。
ココロがフラットな状態に近づいているので
無駄な食欲でココロを間違ったかたちで満たそうとしなくなったのでは、
と感じています。
お白湯を飲むことで、身体がドーシャのバランスを回復し始めます。
身体がドーシャのバランスを回復し始めると
ココロまでドーシャのバランスを回復し始めます。
アーユルヴェーダでは、「お白湯は魔法の飲み物」とまで言われていますが
本当にそうだと思います。
簡単にとりいれられる、ココロまで温める「魔法の飲み物」、
みなさんも早速初めてみてください。
オススメ!
いつも持ち歩いてる子です。