アーユルヴェーダ - ヒカリノ雫

アーユルヴェーダの勉強をしています。

ほぼ独学なのですが
専門医の講義も時々うけつつ
ゆるく、楽しめる範囲で生活にも取り入れ始めました。

アーユルヴェーダの勉強を始めたきっかけは
ある医師のコラムを読んだのがきっかけでした。

そこには、

私の中でどんどん大きくなる、ずっと言葉にできないけどはっきりとあるもの、

世界ってこうなってるんじゃないかな、

宇宙って、こういう仕組みなんじゃないのかな

いのちって・・

みたいな、

私の中のもやもやした、
でもいのちに刻まれている確信めいたものが
断片でも、美しい言葉で説明されていたのです。

とっても嬉しかったー！

ぱーっと世界が明るくなった感覚でした。

「そうそう！宇宙ってそうですね！」みたいな感じでした。
そしてその感動は今も続いています。

言葉って、何かを伝えるのに最も低レベルな手段なのです。
なのに、ちゃんと活字に文章になって、宇宙のあり様がハートに届いてくる。
気持良い文章。

どんどん楽になりました。

そもそもアーユルヴェーダってなんでしょうか？
女性なら、シロダーラと呼ばれるおでこにオイルを垂らすエステのようなものを
想像される方も多いと思います。

アーユルヴェーダは、約5千年の歴史を持つインド発祥の知識と言われています。
サンスクリット語のアーユス（Ayus；生命・寿命）と
ヴェーダ（Veda；科学・知識）が組み合わさって出来た言葉で、
「生命科学」を意味します。
ギリシア医学、中国医学にならぶ世界三大医学の一つですが、
アーユルヴェーダこそ全ての医学へ影響を及ぼした医療の根源的叡智のようです。

アーユルヴェーダは、予防医学的な側面が強く
授かったいのちを常に最良の状態で成長させるために、
朝起きてから就寝までの日常生活の様々なことについて説かれています。

貯まった毒素の浄化にも熱心です。
シロダーラもその一つです。
少しでも浄化、デトックスして、病気にならない体をつくることを
日常から意識するように導きます。

興味深いのは、その根源的思想です。

そこにはまりました。
アールヴェーダは理論が素晴らしい！

いのちが生まれた宇宙の摂理を紐とき、
肉体を魂の器とみなして
輪廻転生も（なので過去生も未来性も）、カルマもすべて肯定した上で
いのちの本質や、仕組みについて解説されています。

輪廻転生を認めるなんて、普通の医学の世界では考えられません。
臨死体験でさえ否定するというのに。

でも、アーユルヴェーダの教えは全ての医学の祖です。

「現代の医学でも説明できないこと」というフレーズって良くありますが
全部書いてある、と思います。

体の毒素を排出するための浄化法も多く説かれていますが
魂（ココロ）の毒素の浄化方法も説明しています。
ざっくりいうと、瞑想と良質な睡眠です。

また、人間関係のとらえ方、関わり方や
この世に生まれた使命を全うするための仕事がなんなのか、
人それぞれに絞り込むことも説かれています。

いのちの本質は、幸せになるように出来ています。
健全な生活を送っていれば
年を取るごとに幸せに近づいていきます。

健全な肉体と魂の状態を作り、使命を遂行することで幸せになる。