2月29日は閏日でした。
4年に一度の時間と暦のずれを調整する余分の日。
この日、王様は(特に?)何もしなかったといいます。
春からの具体的な動きに向けて
いろいろと思考錯誤して具体的な行動をおこしながら腹がくくれたところで
閏日の前日くらいから「ココロの調整のための休息」を取られた方も
おおかったように感じます。
わたしも前日から南の祐気取り(吉方旅行)へ
北と迷いましたが、
少し前から色々気になってたことが当日の朝にパシッと答えがでて急遽南へ。
向かうは三浦半島。
三浦半島を囲む海はとてもおおらかです。
特に観音崎付近は気持ちよくて、本当に有難いくらいでした。
電車やバスを乗り継いで、複数のポイントを回ります。
時には小さな渡し船にも乗ったり
にゃんこにご挨拶したり
眼があった年配の方にはつい声をかけてしまいます。
みなさん笑顔で大変親切にしてくださいました。
桜は満開を過ぎていました。
いつもは車でいくところを
こんな旅ものんびりして景色もよく見れて、人にもふれて良いです。
予定していたところ、回り切れなかったので
結局ちいさな漁港に泊まることにしました。
閏日のポイントにふさわしい、小さくて静かな場所。
小さな入り江。
はじめての場所。
5年前、大変なことがありました。
それは今も終わってないのに
海はとてもやさしくて、とても美しかったです。
ゆるしてくれてるのか、
ゆるそうと、ただ変わらず役目を果たしてくれているのか
改めて、地球と海、自然に感謝しました。
「閏(うるう)」とは「余分なもの」という意味。
余分なものと思われるものを手放し
そこに何かを埋めるでもなく
隙間をあけて
良い風が吹き抜けるようにしてもいいですね。
あけて3月1日。
この日は一粒万倍日と大安の重なった日でした。
ご自身の中の「余分なもの」を潔く手放して
風通しをよくされたご報告が多くみられました。
わたしも春に向けて、ひとつ「余分なもの」を手放します。
そしてもっと風通しをよくして
きれいな水が流れるがごとく
整えたいと思います。