茶道を通して、季節の移り変わりを五感で味わいながら
過ごさせていただいています。
気学もまた然りです。
気学の月の変わり目は、暦の二十四節気に準じています。
二十四節気は、1年の太陽の黄道上の動きを15度毎、24等分し
その1つ1つに季節をあらわす言葉を当てはめたものです。
二十四節気は、毎年微妙に変化しますが
年の初め、「立春」はいつも同じ2月4日になります。
旧暦のお正月、
2月4日の「立春」を新年の最初の日、2月の最初の日としてスタート。
半月ほど経過したところの「雨水」をはさんで、
「啓蟄」を3月の最初の日、「春分」を内包し
「清明」を4月の最初の日、、、
と、
こんな風に月を区切っています。
二十四節気をさらに細かくしたのが七十二候。
二十四節気を、さらに5度づつ分けた期間で
小さなな季節の移ろいも見逃さない、
素晴らしい言葉で彩られています。
初候、次候、末候 であらわされます。
季節を感じるのも、今っぽくて
たとえば、
SNSにて、あちこち一斉に
大きく美しい虹の写真がたくさんアップされた日、
七十二候でいうところの「虹始見」の日でした。
乾燥した冬の季節もいつのまにか通り抜け
春になって空気が湿ってきたことを意味します。
ようやく空に虹がかかるほどに。
明日、5月26日は、二十四節気の「小満」の次候、
「紅花栄(べにばなさかう)」の日です。
全ての生命が満ち満ちていく「小満(しょうまん)」の季節に
紅花が花盛りとなるようです。
二十四節気と七十二候を美しい写真と言葉でつづられた
素敵なサイトをリンクさせていただきます。
暦生活
こないだのお茶のお稽古の時、お床に飾られていた茶花。
蛍袋、小判草、アマドコロ