ジュエリ―のオーダーを頂くとき
石から選ぶことがほとんどです。
その時のエネルギーの状態にあった石を選択し
デザインを通してアイテムとバランスをとっていく。
石との出会いは決して偶然ではなくて
地球のどこか、大変な長い年月をかけて育ち
ある時発掘され、研磨され、日本にわたり
本当に偶然に、そして完璧なタイミングで出逢います。
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それは、初めてのジュエリーの個展の時。
アートブックや雑貨を扱うお店の一角にあるギャラリーで
たくさんのお祝いのお花に囲まれて開催できた日のこと。
今も鮮明に覚えています。
個展に合わせてジュエリーをデザイン、制作。
石集め、素材集めの準備の中で、
どうしても気になる一粒のアクアマリンのルースがあり
すぐジュエリーにする予定もないのに持ち帰り
個展の会場にしのばせていました。
来訪者の中に、
気学仲間のお姉さまがご家族で来てくださいました。
お年頃のお嬢様が、
ブランドの定番アイテム、
チェーンリングを気にいってくださいました。
シンプルで少し大人っぽいデザインのリング。
彼女は、ここになにか石を入れてほしいと
セミオーダ―をしてくださいました。
！
そっか、、彼女のだったんだ。。
「 ちょうど良い石がありますよ 」
しのばせていたアクアマリンのルースをあてると
かわいらしい彼女にしっくりくるデザインに収まりそうなのは
誰が見てもイメージできました。
後日納品。
そして数か月後、彼女のママからうれしいご報告が。
「アクアマリンのおかげでしょうか、
あの後すぐ娘の結婚が決まりました！」
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アクアマリンは 3月の誕生石です。
青い海を思わせるマリンブルーは、平和と安らぎを与え
あらゆるものと調和させます。
自己表現能力を高め、直感も研ぎ澄まします。
収穫、財運をももたらすといわれています。
幸せな結婚に導く守り石です。
完璧なタイミングでお嫁にいったアクアマリンのルース。
「幸せな結婚」を示唆する淡いマリンブルーの石。
その時納品したチェーンリングのセミオーダー
アクアマリンの石が、彼女の未来を彩っていました。
・・・ 過去の指輪物語
