ヒ カ リ ノ 雫

わたしたちはこの世界に生をうけた一滴のヒカリ。世界はヒカリの波紋。愛のヒカリで溢れますように。sachi ブログです。

ちゃんと失恋する

 

リーディングを受けてくださった愛しい彼女達から
ココロの経過をつげるメッセージが度々届きます。

嬉しいことです。

接点のない彼女たちですが
不思議と、とどくメッセージの内容がなんとなくかぶることがあります。


今日は返信ブログです。
私から彼女たちへラブレター。

 

 


・・・・・・・・・・・・・

 

珍しくドラマにはまっています。

『失恋ショコラテイエ』


録画してまで観るとかではないのですが
意識的にみるようにしている、観たい。
うっかり観れない回があると残念に思う。
なので「はまって」いる状態。

 

 

同名漫画のドラマ化されたもの。
原作は読んでいません。


主人公はショコラティエ
すっと片思いしているチョコが大好きな彼女に
せめて自分が作ったチョコでだけでも落としたい。
一流のショコラティエにも育ててくれた恋心。
他人の嫁に収まってしまった今でも、彼女への恋心はとまらない、


そんなお話。

 

 

 

これがなかなか深いです。
正直さがドキッとさせられる。

 


例えば、

女子からみたら
「ぶりっこ」と呼ばれる男子ウケを狙った見え透いた仕草を

「あざとい」とわかって「かわいい」とする男子目線。

勿論これも、好きだからこその「かわいい」でしょうが
この男子目線になぜか懐の深さを感じるという。

 

 

 


こないだの回で、いよいよ彼は決断します。

ちゃんと告白しなくて今までいたのは
失恋するのが怖かったから。
大げさにいうと、彼にとって生きる希望を失うようなこと。
ショコラティエとしても行き先を見失うようなこと。


でも、ずっと後ろを見ながら前進している長い時間はやっぱり苦しいし
度を超えると周りにも迷惑をかけることも。


なのでいよいよケジメをつけようというのです。

 


『ちゃんと失恋する』

 

 

ちゃんと告白することで、
『ちゃんと失恋する』ことを選ぶのです。

 

 

 

 

そもそも彼女は既婚者ですし
それに、自分に未来を与えようと。


ふられても、ふられなくても
そこには未来がある。

 


自分の中だけでフェードアウトさせるのではなく
ちゃんと相手にぶつかって、想いを昇華させる感じ。

 

 

 

そもそもヒトはなぜ恋をするのか。


ココロはいつも、愛を与える対象を探しているのです。
または受取ったりしたい。
ココロの中の愛が相対するなにか。
それによって実感したいんです、愛を。
『愛=自分』というものをわかりやすく実感したい。
天性の記憶。

※ 相対する相手はペットとかの場合もあります。

 

 

恋は愛に似てる。
でもちょっと(かなり)ちがう。

愛に似た恋で、覚醒したい。
そんな下心。

よいではないか、人間だもの。

 

 


でもあまりにも苦しいのでは、どんどん本質から離れてしまう。
愛から遠のく。

 

 

 


『失恋』とは、恋を失うこと。
恋する先を、見失うこと。
自分と相対する究極の相手がいなくなること。
なので自分を見失うこと。
だからとっても苦しいのだけれど。

 

 


だからこそ
心持てあまさないように、ちゃんと昇華(消化)しなくちゃ。

愛をもって手放す。

 

 

 

『ちゃんと失恋する』ことは

いつまでも見えない亡霊のような自分の恋心に翻弄されないため。
苦しみからの回避。
こういう強い想いって、想像以上に未来を阻むから。


吹っ切れているつもりでも
思い出すと涙がでるのなら
もう一回しっかり向き合って『ちゃんと失恋する』ことを選ぶのもアリかも。

 

 

 

未来に希望をもてるように。
過去と今に、感謝できるように。


自己愛への回帰。

 

 



癒しの先には、新しい貴方(=相対する誰か) が待っています。









(ドラマの進捗とはまったく無関係です。。)